大腸カメラ・大腸ポリープ切除

大腸カメラ・大腸ポリープ治療のご案内

当クリニックの大腸カメラの特長

  • 消化器内視鏡専門医である院長が行います
  • 前処置のための個室を完備しています
  • 麻酔(鎮静剤)で苦痛を和らげながら、検査を受けていただけます
  • 検査後も横になったままベッドで休憩室に移動し、ゆっくり休んでいただけます
  • 胃カメラ、大腸カメラ同日検査も可能です
  • 大腸ポリープの当日切除が可能です(ポリープの大きさによっては入院治療を要するため、総合病院へご紹介することがあります)
  • 富士フイルム社の最新機種・内視鏡AI画像診断支援システムを採用しています

下記の様な症状がある方には大腸カメラをお勧めしています。

症状の無い方でも、大腸がん検診(便の検査)を受けていただくことをお勧めしています。

  • 便潜血検査が陽性であった
  • 腹痛や腹部不快感がある
  • 便の色や形が変化した
  • 頻繁な下痢や便秘
  • 最近体重が減った
  • 便に血液が付着していた
  • 貧血がある
  • 過去に大腸ポリープやがんがあった
  • 家族に大腸がんの人がいる

大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)について

大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)は、大腸の内部を直接観察し、大腸ポリープやがん、炎症などの疾患が無いかを調べる検査です。内視鏡を肛門から大腸の奥まで挿入し、抜きながら大腸全体を観察していきます。
検査前には、腸内をきれいにするための前処置(下剤や腸管洗浄液の内服)を行います。方法については、スタッフが丁寧にサポート致します。ご自宅での内服の他、当クリニックの前処置室でも内服いただけます。
検査中は鎮静剤を使用することで、苦痛をできるだけ和らげて検査を受けていただけます。
カメラの検査は辛いというイメージをお持ちの方にも安心して検査を受けていただける様、丁寧な説明、様々な工夫を当院では行っております。

大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)

大腸がんの早期発見には大腸がん検診、大腸カメラが重要です

近年の日本では大腸がんで亡くなる方は増加傾向にあります。2022年の統計データでは女性のがん死亡数の1位、男性では2位を大腸がんが占めています。

がん罹患数の順位(2020年)

※参照元: 国立がん研究センター 最新がん統計
※単位 : 人

1位 2位 3位 4位 5位
総数 大腸 乳房 前立腺 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸6位
男性 前立腺 大腸 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸5位
女性 乳房 大腸 子宮 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸2位、直腸7位

がん死亡数の順位(2022年)

※参照元: 国立がん研究センター 最新がん統計
※単位 : 人

1位 2位 3位 4位 5位
男女計 大腸 膵臓 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸8位
男性 大腸 膵臓 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸7位
女性 大腸 膵臓 乳房 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸10位

大腸がんも早期発見、早期治療が大切

内視鏡技術の進歩により、早期の大腸がんは大腸カメラでの治療が可能になってきました。また、大腸がんになる前のポリープを切除することで大腸がんになるのを予防することが可能です。

そのため、病変の早期発見が大事なのですが、初期の大腸がんは無症状であることがほとんどです。そのため、症状が無くても大腸がん検診や大腸内視鏡検査を受けることが大事です。

厚生労働省の調査によると、大腸がんは40歳を過ぎると急に増え、年齢が上がるほどリスクが高くなります。そのため、40歳以上の方には一度大腸カメラ検査をお勧めしております。

大腸がんも早期発見

当クリニックの大腸カメラ検査機器の特長

富士フイルム社製の最上位機種を導入しています

当クリニックでは高出力4LED光源で多彩な観察モードで検査ができる富士フイルム社製の最上位機種『ELUXEO 8000』を採用しています。
4色のLEDライトで胃や大腸の粘膜を鮮やかに映し出し、細かな血管や構造を詳細に見られるのが特長です。LCIとBLIという2種類の特殊な光を用いてより正確な検査を提供致します。

胃カメラ

『内視鏡AI画像診断支援システム』を導入しています

富士フイルム製の内視鏡画像診断支援システム『CAD EYE』を導入しています。
AI技術の一つであるディープラーニングが膨大な画像データを活用し病変のリアルタイム検出・鑑別を支援するシステムで、AIを用いて病変のリアルタイム検出・鑑別を支援し、見落としを防ぎます。

『内視鏡AI画像診断支援システム』のイメージ画像

消化器内視鏡学会ガイドライン遵守の高水準内視鏡洗浄機を使用しています

検査後の内視鏡機器は、消化器内視鏡学会が推奨する高水準の消毒液・自動洗浄装置を用いて毎回しっかりと洗浄・消毒しておりますので、安心して検査を受けていただけます。

内視鏡洗浄機

大腸カメラ検査の流れ

01予約
  • 検査前に医師の診察と説明を受けにいらしていただく必要があります。

※電話、インターネットから検査だけの予約はできません。

02診察
  • 検査日時をご予約いただきます。
  • 検査を安全に受けていただくために感染症の有無を確認するための採血を行います。
  • 検査の説明や注意事項をお伝え致します。
  • 検査を承諾していただくことの同意書をお渡しします。
03検査前日と当日の注意点は
次の通りです。
  • 検査前日

    前日の夕食は午後8時までに済ませていただくなど、診察時にお伝えする事項・説明文書の注意点にご留意ください。

  • 検査当日
    • 食事は摂らず絶食でお越しください。
    • ご自宅で前処置を行う場合、午前8時頃から腸管洗浄液の内服を始めます。通常は、おおよそ2時間で検査可能な透明の便になります。排便が落ち着くのを待って、ご来院ください。
    • ご自宅での内服がご不安な方は、当院の前処置室で腸管洗浄液を内服いただけます。
04ご来院・検査
  • 問診後、腸の動きを抑える薬を点滴をします。
  • 検査をします。検査時間は約15分〜30分程度です。
  • 検査中に大腸ポリープが見つかった場合は、その場で切除が可能です。
    ※ポリープの大きさにより後日病院での入院切除をお勧めすることがあります。
  • 鎮静剤を使用した方はベッドで30~60分程度お休みいただきます。
  • 検査の結果を説明致します(状況により後日の説明となる場合もございます)。

大腸カメラの費用について

内視鏡検査のみ

1割負担の場合 2,000円程度 3割負担の場合 6,000円程度

内視鏡検査 + 病理組織検査

1割負担の場合 3,000円~5,000円程度 3割負担の場合 10,000円~16,000円程度

大腸ポリープ切除術

1割負担の場合 7,000円~10,000円程度 3割負担の場合 20,000円~30,000円程度
<備考>

他、初診料・再診料・点滴内容、お薬処方の有無により変動があります。

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